【コラム】尊い仕事(MOTHERHOUSE代表 山口さんの講演)

先日、日常的に愛用しているブランド、
MOTHERHOUSEの代表 山口さんの講演会に行きました。 小柄で可愛らしい佇まいから放たれるそのオーラは強烈で、 一瞬にして会場の空気をガラリと変えたんです。
たくさんの困難と闘ってきたことが一言一言から滲みでて、
魂のこもった言葉がぎゅんぎゅんと突き刺さるんです。
なぜ彼女は、こんなにもすごいことを
成し遂げられたのだろう。
それは彼女の原体験に尽きるのだと思います。
ご存知の方もいると思いますが、
小学生の頃ひどいいじめに遭っていたつらい過去があるからこそ、
本来あるべき’ 教育 'の姿を、
彼女はブランドを育てて行く過程で
追求したかったのではないだろうか。 ’ 途上国から世界に通用するブランドをつくる'
つまりは、
'それを成し遂げられるような職人を育成する'
今やMOTHERHOUSEの職人=憧れのステータス。
この新しい構造を築き上げたことは、
良い意味で途上国のあり方を大きく揺さぶっていると思う。
そんな一流の職人が生み出すMOTHERHOUSEの商品は、
手で紡ぎ出された魂の結集と言えるだろう。
単なるモノの価値を超えて、職人の息吹そのものである。
そして、それを買って使う者もまた、
異国で紡ぎ出されたプライドを纏える喜びを味わえるのだ。
一流のモノとの出会いは、一流のヒトとの出会いにもなる。
なんて尊い仕事をしているのだろう。
私も、尊い仕事がしたい。 いや、今すでにそう仕向けている。
自分が発掘したモノ・コト・ヒトの可能性を引き出すことが
自分の役目だと思っています。
そして、いろんな可能性を結集させたSoare Japonは、
これからも尊いブランドであり続けたいなと、
深く心から思うのです。
山口さんの生き様には到底かなわないけれど、
私の道は間違っていないな、 と、あらためて背中を押された気分でした。 最後に握手と、 愛用のマザーハウスの名刺入れにサインしてもらいました♡ これで当分、頑張れそうです!!
Miki